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茨城のしらす漁

茨城のしらす漁
全国でも評価の高い「常磐もの」

しらすは、太平洋沿岸の広い地域で漁獲され、主な産地として茨城県沿岸の常磐沖のほか、静岡、愛知、和歌山、兵庫、愛媛などが挙げられます。ヤマイチで使用するしらすの多くは、地元の常磐沖で漁獲されます。黒潮と親潮が出会う常磐沖はしらすのえさとなるプランクトンが豊富で、全国でも有数の漁場。ここで獲れるしらすは「常磐もの」と呼ばれ、その味と品質で東京築地市場でも高い評価を受けています。

量よりも鮮度を重視した一艘曳き漁

茨城のしらす漁は、全国でも珍しい「一艘曳き漁」で行われます。これは、一艘の船が魚群の周りを円を描くように網を流し、しらすをすくい上げる漁獲法です。1回の網入れ時間が約15分と短いのが特徴で、漁獲したしらすはただちに氷で“活け締め”にされます。

漁の最盛期は春と秋

常磐沖のしらす漁は主に4月から11月にかけて行われ、漁の最盛期となる春と秋の2回、特においしい時期を迎えます。春のしらすは、脂分が多くやわらかい食感と濃い味が特徴。一方、秋のしらすは身が引き締まって弾力があり、あっさりした上品な味が特徴です。

茨城のしらすは全国屈指の水揚量

茨城のしらすの生産量は全国の中でもなんと4番目に多いです。また、平成30年から令和2年までの茨城で獲れたしらすの生産量を比較すると毎年増え続けています。(農林水産省「海面漁業生産統計調査」) 茨城のなかでも北茨城市、日立市、大洗町、鹿嶋市の漁獲量が特に多いです。

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